笑いと哲学の微妙な関係 ――25のコメディーと古典朗読つき哲学饗宴[魂の本性3] 山内志朗 著
笑いとは、その内に目的を内在させたエネルゲイアである。いうまでもなく、哲学もまた。それゆえにこそ、人は笑いの哲学をもとめて餓えた。25のコメディー(あのコメデア デラルテ?)に、その原典が付いた、微笑・含笑・大爆笑の饗宴(つまみ食いの宴)。本書こそ、ついに成った「笑いの哲学」だ。おのずから心が養われる、哲学をたしなむ本。
なぜ私たちは過去にいけないのか[魂の本性 1] 加地大介 著
タイムトレベルの物語はなぜ人を惹きつけるか。過去は変えられるのか、未来は決定しているのか、そもそも過去へ行けるのか。謎は因果や宿命をめぐってさらに深まり、ついには時間とは何かに辿り着く。一方、鏡はなぜ左右だけを反転させるのか。今度は空間とは何かが問われる。そして、重力に逆らって生きる人間の進退感覚も。哲学中心部が開く。
定価2.400円(税別) 200頁 四六版 2003.11.20.初版発行 ISBN4-8867950-6-c0010 Y2400E 魂の本性
性のお話をしましょう[魂の本性 2] 団まりな 著
性の本質は遺伝子の修復と若返りで、遺伝子のミックスは修復の一方法に過ぎない。からだを作る細胞に運命付けられた分裂回数の限界を突破しリセットするしくみなのだ。ディプロイド(体細胞)とハプロイド(配偶子)との往還にこそ神秘を解く鍵がある。生物の複雑さの階層性を解明・理論化した著者の全研究が眺望できる独創的「性入門」。
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