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前書き |
1・ |
「〜とは何か」とは何か? |
2・ |
「あれかこれか」悩みのラーメン |
3・ |
我パチンコする、故に我あり |
4・ |
人間は考える葦にあらず! |
5・ |
小石の思い出 |
6・ |
心は、言葉に合わせて自らを装う |
7・ |
立ち止まれ。そして見方を変えよ。喝! |
8・ |
形はないのに、作品はある? |
9・ |
ハシゴをはずされたら怖い! |
10・ |
え?人間は二百年前に造られた! |
11・ |
天使に憧れちゃイケマセン! |
12・ |
世界には頭でなくて体で挑め |
13・ |
欲望は鏡に映せ |
14・ |
変人にあらざれば個人にあらず |
15・ |
快楽主義者はつらいよ? |
16・ |
初詣は自分自身を拝め |
17・ |
暑さ寒さも理性次第? |
18・ |
人生はそのつど実現している |
19・ |
学問を勉強しても身に着かない? |
20・ |
春は花が梅や桜する? |
21・ |
桜は美しくありたいわけではない |
22・ |
昔も今も人の悩みは変わらない |
23・ |
完成された習慣は見えにくい |
24・ |
新緑を見て癒されるな |
25・ |
つまみ食いの極意を伝授しよう |
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後書き |
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山内志朗
1957年山形県に生まれる。88年東京大学大学院博士課程(哲学)修了。新潟大学助手、助教授をへて、現在は新潟大学教授。ライプニッツなど近世哲学から、その源たる中世、古代哲学に関心を広げ、未紹介のアラビア文献を渉猟して中世哲学研究を驚くべく深める。ひるがえって、ドゥルーズなど現代哲学による中世受容に鋭い眼差しを投げる。『普遍論争』(哲学書房)『天使の記号学』(岩波書店)『ぎりぎり合格への論文マニュアル』(平凡社)『ライプニッツ』(NHK出版)などのほか、共著、訳書も多い。
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こういう本を出すことになり、(笑えない)お笑い芸人に分類されないように祈るだけである。(「後書き」より)
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碩学ということばはこの人のためにある、そんな山内教授のしられざる一面、天性のヒューモアには、志ん生と文楽を加えて2で割ったような味があります。こころゆくまで堪能してください。
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山内教授は、お酒が好き、テレビが好き、ついでにラーメンも好きな哲学者。そう聞くだけで「へー」と驚く。そもそもそれがテツガクに対する偏見というものかもしれない。[「週刊ポスト」05.10.13]
ご当人たちはあまりユーモアのセンスに恵まれていたとは思えない哲学者とも、笑いながら対話してみせる。ときどきその芸が滑って… 。さらりと書き流しているように見えて、じつは奥が深い。(「東京新聞」「中日新聞」05.10.16)
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