叢書・エクリチュールの冒険

地理哲学 ドゥルーズ&ガタリ『哲学とは何か』について
ロドルフ・ガシェ

¥3,000 (税別)

大久保歩[訳]

伝統と断絶の系譜ジオフィロソフィ

  • 刊行年月: 2021.03
  • 46判並製296頁
  • 本体価格3,000円
  • 18.8 x 12.7 x 2.1 cm
  • ISBN 978-4-86503-105-8

ドゥルーズ&ガタリの最後の著作を精緻に読解し、哲学とは何か、またその条件とは何かを探究する試み。哲学は、科学や芸術や宗教とは異なる独特な思考の営みとして、どのような性格をもつのか。なぜ哲学は古代ギリシアで誕生したのか。本書は、ドゥルーズとガタリにとっての哲学が、普遍性を希求しながらも、特定の時代と地域に成立する一種の「出来事」であるかぎり、大地に属した思考にほかならないことを明らかにする。哲学そのものは本質的に地理哲学なのだ。叢書エクリチュールの冒険、第18回配本。

原著:Geophilosophy: On Gilles Deleuze and Félix Guattari’s What Is Philosophy?, Northwestern University Press, 2014.

ロドルフ・ガシェ(Rodolphe Gasché)
1938年生。ニューヨーク州立大学バッファロー校比較文学科卓越教授。専門は哲学、比較文学、批評理論。翻訳では、ジャック・デリダ『エクリチュールと差異』のドイツ語訳などを手掛けている。著書に『いまだない世界を求めて』(吉国浩哉訳、月曜社、2012年)、『脱構築の力』(宮﨑裕助編訳、入江哲朗/串田純一/島田貴史/清水一浩訳、月曜社、2020年)。

訳者:
大久保歩(おおくぼ・あゆむ)
1972年生。大阪大学文学研究科博士後期課程在籍。専攻は哲学・政治理論。主な論文に「ニーチェ『悲劇の誕生』における美的公共圏」(『実存思想論集』三五号所収、実存思想協会編、知泉書館、2020年)、「友愛の政治と来るべき民衆――ドゥルーズとデモクラシー」(松本卓也/山本圭編著『〈つながり〉の現代思想』所収、明石書店、2018年)、共訳書にリチャード・J.バーンスタイン『暴力――手すりなき思考』(法政大学出版局、2020年)。

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