新宿+(しんじゅく・ぷらす)
森山大道

品切

品切重版未定

持ち運びできる「新宿」登場。
代表作が再編集+増ページされポケットサイズに。

  • 刊行年月: 2006.11
  • A6判(W110mm×H150mm)並製カバー装640頁(写真点数551点)
  • 本体価格1905円
  • ISBN4-901477-28-5

「1961年、初めて上京した日、新宿駅東口二幸前の雑踏のさなか、大きなボストンバッグを手に、一人途方に暮れていた。
あれから45年、人々の光彩が渦巻くこの街で、いまもまだ一人途方に暮れている。」


新宿を写してきたこの二年余りの間に、ぼくはずいぶんいろんな人から、なぜ新宿なのですか? と訊かれてきた。新宿は、いまだにぼくの目に、大いなる場末、したたかな悪所として映って見えている。東京という大都市を構成する他の幾多の街が、戦後五十年余りの時間のグラデーションをすっとばして、見る見る白くサニタリーな風景となり果てているのに比して、新宿はいまだに原色の、さまざまな時間の痕跡を内包している。東京に居て、路上でカメラを持つ者にとって、これほど現代の神話に充ち充ちたパンドラの匣を見すごして、他に目を移すことなどは、とうていできない相談だ。
森山大道

紹介記事

  • 田中茂氏紹介(「文芸春秋」2002年10月号・日本の顔]、無記名氏紹介[「メンズ・ノンノ」2002年10月号・今月のカルチャー)
  • 大竹昭子氏書評(『InterCommunication』第42号]、飯沢耕太郎氏書評[『週刊朝日』2002年9月6日号)
  • 都築響一氏書評(「朝日新聞」2002年8月28日付・読書欄]、赤坂英人氏書評[『PEN』2002年8月15日発売号)
  • 久原栄二氏(喜久屋書店千葉ニュータウン店)推薦(「ダ・ヴィンチ」2008年12月号「本のソムリエ」第8回「秋の夜長に読みたい10冊」)
  • 河野貴仁氏書評(「FADER JAPAN」03号〔2007年3月25日発売〕「MIXTAPE : BOOKS AND LOOKS」欄)
  • 清水穣氏書評(「エスクァイア日本版」2007年4月号「Esky books」欄「ビジュアルブック採集 第一回:形なき写真を記憶の中に探して。」)
  • 無署名氏短評(「ダカーポ」2007年1/3・17合併号598号「BOOK OF THE YEAR 2006-2007 今年最高!の本:ダカーポ独断と偏見でおすすめ編」)

森山大道(もりやま・だいどう)
1938年生。写真家。月曜社での近年の出版物に、『森山大道写真集成シリーズ 1-5』(2018-2021年)、『K』(2017年)、『絶対平面都市』(鈴木一誌共著、2016年)、『Osaka』(2016年)、『犬と網タイツ』(2015年)、『ニュー新宿』(2014年)、『通過者の視線』(2014年)などがある。
最新の動向、および詳細なプロフィールは、公式サイトをご参照ください。

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