歌というフィクション
大谷能生

¥3,800 (税別)

  • 刊行年月:2023年3月
  • 46判並製696頁
  • 縦188mm×横130mm× 背幅31mm
  • 535g
  • 本体価格3,800円
  • ISBN:978-4-86503-160-7 C0073

大谷音楽論の集大成、書き下ろし長編批評。まだ成立していない〈言語活動〉が、〈音楽の閾〉の中でその実現を待っている。近世・近代・戦後・現代を貫く《言葉と音楽の関係》に迫る真に独創的な日本語詩歌論。

目次

Ⅰ 言語活動とうた|II 邦楽の方へ|III 「民衆」と音楽|IV 土着化の過程|V 思い出せないことなど|VI リズムと身体と語りの変容|VII チューサン階級のトモ|VIII J-POPまでの歌詞構造|IX うたのわかれ

紹介記事

大谷能生(おおたに・よしお)
音楽家としてサックス/CDJ/PCなどを組み合わせた演奏で、多くのバンドやセッション、録音に参加。演劇・ダンス作品など舞台芸術にも深く関わる。
主な著作:『憂鬱と官能を教えた学校』[菊地成孔との共著/河出書房新社/2004]、『貧しい音楽』[月曜社/2007]、『日本ジャズの誕生』[瀬川昌久との共著/青土社/2008]、『ジャズと自由は手をとって(地獄へ)行く』[本の雑誌社/2013]、『平岡正明論』[Pヴァイン/2018]、『平成日本の音楽の教科書』[新曜社/2019]、『ニッポンの音楽批評150年100冊』[立東舎/2021]など。

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