アルトー・コレクションIV

手先と責苦
アントナン・アルトー

¥4,500 (税別)

管啓次郎・大原宣久[訳]

  • 刊行年月:2022年10月
  • 46判上製464頁
  • 縦188mm×横130mm×束28mm
  • 434g
  • 本体価格4,500円
  • ISBN:978-4-86503-152-2

アルトー・コレクション全4巻完結! 生前に書物として構想されていた最後の作品にして、日常性をゆるがす「残酷の演劇」の言語による極限への実践。「アルトーのすべての作品のうち、もっとも電撃的であり、彼自身がもっともさらされた作品」(原著編者)と言われる、翻訳困難なテクストを詩的な名訳で贈る。『アルトー後期集成II』(河出書房新社、2016年)の改訂版。

※アルトー・コレクション既刊…I:ロデーズからの手紙II:アルトー・ル・モモIII:カイエ

目次

序/断片化/書簡/言礫/注/訳者あとがき

アントナン・アルトー(Antonin Artaud)
1896年9月4日、父アントワーヌ=ロワと母ユーフラジー・ナルバスの長子として生まれる。5歳のとき、脳脊髄膜炎を患い一命をとりとめる。1921年、俳優としてデビュー。1924年、ジャック・リヴィエールとの往復書簡発表。シュルレアリスム・グループに参加。27年に離脱。1932年、「残酷の演劇宣言」。34年、「ヘリオガバルス」。36年にメキシコへ、37年にはアイルランドへ旅し、そこからフランスに強制送還され、その後、46年まで精神病院に監禁される。48年、「ヴァン・ゴッホ」でサント・ブーヴ賞、一方、ラジオのための「神の裁きと訣別するため」は放送禁止となる。3月4日、イヴリーの療養所で死去。

管啓次郎(すが・けいじろう)
1958年生まれ。明治大学教授。比較文学研究者、詩人。著書に、『本は読めないものだから心配するな』『狼が連れだって走る月』『ストレンジオグラフィ』など。詩集『狂狗集』『犬探し/犬のパピルス』『PARADISE TEMPLE』など。訳書に、E・グリッサン『〈関係〉の詩学』『第四世紀』、P・スミス『Mトレイン』など。

大原宣久(おおはら・のりひさ)
1977年生まれ。学習院大学、お茶の水女子大学非常勤講師。フランス語圏文学研究者。共訳書に、レリス『オペラティック』、バザン『映画とは何か』など。論文に、「現代フランス歌曲の可能性――オリヴィエ・メシアンの歌曲を中心に」、「自伝と埋葬――ミシェル・レリス『フルビ』をめぐって」など。

関連する本

Scroll to Top
Copy link