「三沢の犬」「何かへの旅」「国道シリーズ」など、森山の代表的なイメージ群を収めた1972年作品集(中央公論社1972年、講談社、2011年)。
路上(On The Road)の記録でもある『狩人』は、いまのぼくの写真へと引き継がれた重要なポイントとなっている。:森山大道
◎シリーズ「森山大道写真集成」の特徴――初期の名作を初版当時の画像サイズのまま再現し、トリプルトーンの印刷で新生させる決定版シリーズ。写真家自身による当時の回想、撮影にまつわるエピソード、撮影場所など、貴重なコメントを付して、資料的な側面も充実。
既刊――『狩人』/『写真よさようなら』/『にっぽん劇場写真帖』/『光と影』/『1960−1982 東京工芸大学写大ギャラリーアーカイヴ』