通過者の視線
森山大道

品切

写真論+エッセイ+対話。
「ぼくが50年という時を掛けて覚えた唯一のカメラワークとは〝通過者の視線〟に他ならない」。

  • 刊行年月: 2014.10
  • 46判(タテ190mm×ヨコ125mm)並製288頁
  • 本体価格1,800円
  • 18.8 x 2 x 12.8 cm
  • ISBN978-4-86503-018-1

スナップへのこだわり、銀塩かデジタルか、白黒かカラーか、スランプ時代を語った深瀬昌久氏との対話など、50年にわたる写真家としての実践をめぐる思考と葛藤を跡づける。
*本書は、『もうひとつの国へ』(2008年、朝日新聞出版)からの9編を改訂収録したものと、単行本未収録の写真論関係を大幅に増補し編集したもので構成されています(全29編)。

目次

終わらない旅 北/南
記憶・仮説・展示
写真との対話
目のアルチザン
二都風景
写真とは想い出である
上海
深瀬昌久氏との対話
道草と写真
新宿
ヨコスカへ
パントマイム
エリス島
時のかたち
こころの玉手箱
ケルアックのローウェル、ニューヨークのマランガ
動物園
橋と音の記憶
面影記
私の収穫
凶区/EROTICA
記録(抄)
宮本常一・撮り狂った人
ぼくがマン・レイを好きなわけ
永遠の狩人 東松照明
路上の人・井上青龍
井上さん……。
安井仲治という巨きな山嶺
網膜の記憶 あとがきにかえて
写真集/著作集一覧

森山大道(もりやま・だいどう)
1938年生。写真家。月曜社での近年の出版物に、『森山大道写真集成シリーズ 1-5』(2018-2021年)、『K』(2017年)、『絶対平面都市』(鈴木一誌共著、2016年)、『Osaka』(2016年)、『犬と網タイツ』(2015年)、『ニュー新宿』(2014年)、『通過者の視線』(2014年)などがある。
最新の動向、および詳細なプロフィールは、公式サイトをご参照ください。

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