モーリス・ブランショ Maurice Blanchot
1907年9月22日カン生まれ。フランスの作家、批評家。
主著に『アミナダブ』(清水徹訳、所収『筑摩世界文学体系 (82 )ベケット・ブランショ』、 筑摩書房 、1982年)、 『望みのときに』(谷口博史訳、 未来社 、1998年)、『文学空間』(粟津則雄・出口裕弘訳、 現代思潮社 、1976年)、 『来るべき書物』(粟津則雄訳、 筑摩書房 、1989年)、『明かしえぬ共同体』( 西谷修 訳、 ちくま学芸文庫 、1997年)など多数。
2003年2月20日、パリ近くの自宅で逝去。95歳。
訳者 :安原伸一朗(やすはら・しんいちろう)
1972年石川県生まれ。1995年、学習院大学文学部フランス文学科卒業。 現在、東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程に在籍。
主要論文:「どこにもない革命----1930年代におけるモーリス・ブランショの政治時評」、 『言語態』第2号、 東京大学言語態研究会 、2001年。「どこにでもいる人の常套句-----ジャン・ポーランの民主主義」、 『言語態』第3号、 東京大学言語態研究会 、2002年。主要訳書:ジャック・デリダ、 『滞留----付:モーリス・ブランショ「私の死の瞬間」』(共訳)、 未来社 、2000年。 ジャン=リュック・ナンシー、『無為の共同体』(共訳)、以文社、2001年。