1972年刊行の問題作。
「写真というものを、果ての果てまで連れて行って無化したかったのだ……路上に向かっていた意識、外に沿っていた関心があるときふっと消えて、この本は生れたのだと思う」森山大道
◎シリーズ「森山大道写真集成」の特徴――初期の名作を初版当時の画像サイズのまま再現し、トリプルトーンの印刷で新生させる決定版シリーズ。写真家自身による当時の回想、撮影にまつわるエピソード、撮影場所など、貴重なコメントを付して、資料的な側面も充実。
続刊予定――『未刊行作品集』(1964-1976年撮影)
既刊――『狩人』/『写真よさようなら』/『にっぽん劇場写真帖』/『光と影』/『1960−1982 東京工芸大学写大ギャラリーアーカイヴ』