ガセネタの荒野
大里俊晴

品切

品切

1977−1979年を過剰と速度で駆け抜けた唯一無二のロック・バンド、ガセネタをめぐって。

  • 刊行年月: 2011.7
  • 46判(タテ188mm×ヨコ118mm)並製、192頁
  • 本体価格1,400円
  • ISBN978-4-901477-86-4
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970代末期の、吉祥寺マイナーなどのライブハウスやイヴェント現場の内情、ロックバンド&マイナー音楽を取り巻く混沌とした状況、1970年代末アンダーグラウンド音楽シーンと当時の先鋭的なバンドをめぐる精神的傾倒を描写した重要書。

■大里俊晴CD+DVD BOX
「タカラネタンチョトタカイネ」
2011年11月23日発売
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■ガセネタ「グレイティスト・ヒッツ」
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ディスクユニオンより限定発売 完売
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紹介記事

  • 「紀伊國屋じんぶん大賞2011——読者がえらぶ人文書ベストブック」第29位(読者推薦コメント:竹花進さん)
  • 工藤冬里氏書評(「nobody」36号[2011年11月発行])
  • 鈴木創士氏書評(「図書新聞」2011年10月1日号「終わり続けること……:間違って配達された贈り物を自分が受け取ったと公言するための書」)
  • 小山守氏書評(「レコード・コレクターズ」2011年9月号「インフォ・ステーション BOOKS」欄)

大里俊晴(おおさと・としはる)
1958年2月5日新潟生まれ。1997年から2009年まで、横浜国立大学教育人間科学部助教授、教授。2009年11月17日死去。1970年代後半に「ガセネタ」のベーシスト、1980年代前半に「タコ」のギタリスト、その他セッションに参加。早稲田大学文学部を卒業後、1987年から1993年まで、パリ第8大学でダニエル・シャルルに師事し、現代音楽の美学を学ぶ。帰国後、音楽評論、ラジオ番組で、「マイナー音楽」をとりあげる。また、武蔵野美術大学、横浜国立大学、早稲田大学で現代音楽論、マンガ論、映像論などの講義を担当。著書に、没後にまとめられた『マイナー音楽のために』(月曜社、2010年)、共著に『12枚のアルバム』(boid、2009年)、『現代フランスを知るための36章』(明石書店、2000年)がある。また音楽批評家・間章に関するドキュメンタリー映画『AA』(監督:青山真治、2005年)では全編にわたりインタビュアーを担当。追悼文集に『役立たずの彼方に|大里俊晴に捧ぐ』(Office Osato、2010年)がある。

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