シリーズ・古典転生

ミクロコスモス 初期近代精神史研究 第1集
平井浩=編

品切

品切

初期近代(15-18世紀)の分野横断的な精神史研究誌の創刊。
シリーズ「古典転生」第2回配本(別巻1)

  • 刊行年月:2010.2
  • A5変形判並製368頁
  • 本体価格3,000円
  • 21cm
  • ISBN978-4-901477-72-7

レオナルド・ダ・ヴィンチに代表されるような、一人の人間があらゆる領域に手をそめて優れた業績を残した《初期近代》という時代(15-18世紀)がいま、見直されつつある。その時代の多様な豊かさと深さを解明するには、分野横断的な精神史研究が欠かせない。『ミクロコスモス』はそうした現代的要請に応えるべく発刊される学術誌であり、オリジナル論考のほか、海外の優れた研究論文の翻訳やラテン語等の重要原典テクストの翻訳、最新の研究動向や文献紹介をお届けする。第1集では、8本の多彩な論考や3本の動向紹介のほか、ゴルトアマーやフィチーノの翻訳を収める。
シリーズ「古典転生」第2回配本(別巻1)

関連サイト:
bibliotheca hermetica
『ミクロコスモス』ブログ

目次

記号の詩学――パラケルススの「徴」の理論 菊地原洋平
ルネサンスにおける世界精気と第五精髄の概念――ジョゼフ・デュシェーヌの物質理論 平井浩
画家コペルニクスと「宇宙のシンメトリア」の概念――ルネサンスの芸術理論と宇宙論のはざまで 平岡隆二
百科全書的空間としてのルネサンス庭園 桑木野幸司
アーヘン作《トルコ戦争の寓意》シリーズに見られるルドルフ二世の統治理念――《ハンガリーの解放》考察を通して 坂口さやか
ハプスブルク宮廷におけるディーとクーンラートのキリスト教カバラ思想 小川浩史
伝統的コスモスの持続と多様性――イエズス会における自然哲学と数学観 東慎一郎
ニコラウス・ステノ、その生涯の素描――新哲学、バロック宮廷、宗教的危機 山田俊弘
初期近代の哲学的世界観、神秘学、神智学における光シンボル クルト・ゴルトアマー(岩田雅之訳)
光について マルシリオ・フィチーノ(平井浩訳)
ルネサンスの建築史――ピタゴラス主義とコスモスの表象 桑木野幸司
ノストラダムス学術研究の動向 田窪勇人
ルネサンスの新しい身体観とアナトミア――西欧初期近代解剖学史の研究動向 澤井直

紹介記事

平井浩(ひらい・ひろ)
埼玉県出身。学術研究グループ bibliotheca hermetica主宰。1999年、フランス・リール第3大学博士課程修了、科学史・哲学博士。現在、オランダ・ナイメーヘン大学(中世・近世哲学)研究員。著書に『ルネサンスの物質理論に見る種子の概念:フィチーノからガッサンディまで』(ベルギー、ブレポルス書店、2005年)、『人文主義医学と自然哲学:物質、生命、霊魂についてのルネサンスの論争』(ライデン、ブリル書店、近刊予定)、編著に 『コルネリウス・ゲマ:ルネサンス期ルーヴァンにおける宇宙論、医学、そして自然哲学』 (ローマ、セラ書店、2008年)がある。

Scroll to Top
Copy link