闘いとエロス
森崎和江

¥2,600 (税別)

解題:大畑凜

  • 刊行年月:2022年8月
  • 46判並製432頁
  • 縦188mm×横130mm
  • 本体価格2,600円
  • ISBN:978-4-86503-144-7
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谷川雁との共感と絶望、伴走と訣別を、闘争内の性暴力事件を中心に描き出し、性と組織の困難に切り込む、読み継がれるべき問題作。初版1970年三一書房刊。資料として谷川への追悼文「反語の中へ」(1995)を付す。解題:大畑凛「困難な書」

目次

まえがき
一章  眠られぬ納屋
二章  「サークル村」
三章  みかん色の窓
四章  「無名通信」
五章  飢える炎
六章  「大正行動隊」Ⅰ
七章  みる紋章
八章  葦生える土地
九章  「大正行動隊」Ⅱ
十章  地の渦
十一章 大正鉱業退職者同盟
十二章 筑豊企業組合
十三章 雪炎
あとがき
資料
反語の中へ 追悼・谷川雁
解題 困難な書―― 一九七〇年の森崎和江(大畑凜)
補訂

森崎和江(もりさき・かずえ)
1927年4月20日、日本統治下の朝鮮・大邸生まれ。1944年2月福岡女子専門学校入学。朝鮮を離れる。詩人、丸山豊(1915~89)主宰の「母音」同人参加。52年結婚。58年筑豊に移り、上野英信、谷川雁らと「サークル村」創刊。59年「無名通信」発行。2022年6月15日死去。主な著作に 『まつくら――女坑夫からの「聞き書き』岩波文庫、『第三の性――はるかなるエロス』河出書房新社、『奈落の神々/炭坑労働精神史』平凡社ライブラリー、『からゆきさん』朝日文庫、『森崎和江コレクション 全5巻』藤原書店、ほか多数。

大畑凛(おおはた・りん)
1993年生まれ。大阪府立大学大学院博士後期課程。共著に『軍事的暴力を問う――旅する痛み』(青弓社、2018年)がある。

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