多様体 第4号 特集:書物/後世

¥3,000 (税別)

  • 刊行年月:2021.12
  • A5判並製232頁
  • 本体価格2,500円
  • ISBN978-4-86503-126-3
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書物を享受し、他者と共有し、後世へと手渡す。特集では、書店チェーン、ブックカフェ、取次、図書館で働く方々のエッセイを掲載。コロナ流行下の新刊書店におけるイベントの工夫や経営戦略、ブックカフェでの読書会、書物の活用と社会の関係性、アガンベンと編集者の交際と交友の紹介。小特集はフランスの詩人ベックを初紹介。哲学者ロゴザンスキーのコロナ社会論も特別掲載。デザイナーは新星・北岡誠吾。

目次

◆特集 書物/後世
宮台由美子|コロナ流行下の書店現場を振り返る
小河原律香/早尾貴紀|生活のなかで人文書を読むこと――「本と珈琲 カピバラ」の読書会
山崎厚男|「関心の場」をめぐる闘いは本屋にとって遊撃戦となる
有地和毅|本を〈使う〉――本を新たに社会実装するための試論
渡辺由利子|ふたりの世界の重なるところ――ジネヴラとジョルジョと友人たち
◆小特集
フィリップ・ベック|詩五篇|栗脇永翔訳
栗脇永翔|フィリップ・ベックとともに
フィリップ・ベック/栗脇永翔|フィリップ・ベックとの対話
◆特別掲載
ジャコブ・ロゴザンスキー|私に触れるな|松葉祥一/本間義啓訳
◆投稿
鈴木康則|エリック・ヴェイユ、暴力と対話の哲学者 第1回 ヴァイルからヴェイユへ
◆連載
ハンス・カイザー|アクロアシス 第3回 第VIII~XI章|竹峰義和訳
檜垣立哉|中野幹隆とその時代 第3回 生命の思想とその展開へ
山内志朗|肉の形而上学 第2回 受肉と重化II
佐野衛|思想と時空 第2回 プラトンの本は残った
佐藤健一|店長日記 第2回
鎌垣英人|書店空間の定点観測 第3回 2010年代の取次情勢
◆リプリント
中野幹隆|編集後記四篇

宮台由美子:代官山蔦屋書店人文書コンシェルジュ。
小河原律香:みなみ音楽教室主宰、本と珈琲カピバラ店主、市民団体「むすびば」代表。
早尾貴紀:東京経済大学全学共通教育センター教授。『パレスチナ/イスラエル論』有志舎。
山﨑厚男:株式会社八重洲ブックセンター代表取締役社長。
有地和毅:日本出版販売株式会社YOURS BOOK STORE事業課ブックディレクター。
渡辺由利子:図書館勤務。イタリア文学研究。
フィリップ・ベック:フランスの詩人、作家。ナント大学教授。『ベック、非人称人物』二〇〇六年。
栗脇永翔:フランス文学・思想研究。訳書:トリスタン・ガルシア『激しい生』人文書院。
鈴木康則:共愛学園前橋国際大学非常勤講師。現代フランス哲学。
ハンス・カイザー:スイスの音楽理論家。
竹峰義和:東京大学大学院総合文化研究科教授。『〈救済〉のメーディウム』東京大学出版会。
檜垣立哉:大阪大学人間科学研究科教授。『ドゥルーズ 増補新版』ちくま学芸文庫。
山内志朗:慶應義塾大学教授。『自分探しの倫理学』トランスビュー。
佐野衛:元書店員。『書店の棚 本の気配』亜紀書房。
佐藤健一:書店狂人。『GOMES』誌(PARCO、1989~96年)ライター。
鎌垣英人:出版取次および版元ドットコムにてダブルワーク。
中野幹隆:編集者。哲学書房社主。

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