パリ・コミューンと1968年を研究してきた思想家ロスは、フランスの空港反対運動に出会い、コミューンの意義と可能性を再発見する。都市や農村で人々は立ちあがり、領域を防衛し、日常生活を解放的・創造的に変貌させる。アナキズム、エコロジー闘争、先住民闘争、反開発・反採取闘争――行政と資本の独占によって〈できない〉と感じさせられている領域を具体的実践によって〈できる〉領域へと変えていく、本書はその〈生存のためのコミューン〉を構想する指針となる注目の書である。
原書:La Forme-commune, La fabrique éditions, 2023; The Commune-Form: The Transformation of Everyday Life, Verso, 2024.





