ふたりの世界の重なるところ――ジネヴラとジョルジョと友人たち
渡辺由利子

¥2,200 (税別)

  • 刊行年月:2023年11月
  • B6変型判並製200頁
  • 180x114x13.5mm
  • 200g
  • 本体価格2,200円
  • ISBN:978-4-86503-177-5

ラジオ番組で偶然に知ったジネヴラ・ボンピアーニという人物。彼女の家系や話ぶりに惹かれて調べていくと、哲学者ジョルジョ・アガンベンと親密なつながりを持つ編集者であることが見えてくる。本書では『リンゴZ』『書斎の自画像』というジネヴラとジョルジョそれぞれの自伝的書物を読み解き、ふたりの関係性をかいまみるとともに、20世紀イタリアを中心に繰り広げられた、ジョルジョ・マンガネッリ、インゲボルク・バッハマン、エルサ・モランテ、ホセ・ベルガミンら作家たちとの交流の世界に分け入る。そこに開かれていた思惟の場は、小説と詩との出会いの扉に続いていた。シリーズ〈哲学への扉〉第10回配本。

目次

第一章 ジネヴラ・ボンピアーニという人
第二章 ノッテテンポと『リンゴZ』
第三章 ジョルジョ・マンガネッリ、織物と電球と女たち
第四章 インゲボルク・バッハマンの臆病さ
第五章 場所の名前
第六章 エルサ・モランテ、半分不幸な人
第七章 作家、ホセ・ベルガミン
第八章 小説と詩の出会い
あとがき

紹介記事

渡辺由利子(わたなべ・ゆりこ)
1982年生まれ。図書館勤務。イタリア文学研究。本書がデビュー作となる。

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