シラー詩集 第1部
フリードリヒ・シラー

¥4,000 (税別)

青木敦子[訳]

  • 刊行年月:2023年6月
  • 46判上製400頁
  • 天地194mm×左右131mm×束36mm
  • 420g
  • 本体価格4,000円
  • ISBN:978-4-86503-165-2

神話も歴史も、歓喜も悲哀も、すべてはここに流れ込み、ふたたび流れ出す。詩の力と秘密を満々とたたえた待望の新完訳を新たな時代に送る。訳者による詳細な各篇解題と全体解説を付す。全二巻。

太宰治『走れメロス』での翻案によって高名な「人質」をはじめ、「エレウシースの祭儀」「竜との闘い」「イービュコスの鶴」など65篇を収録。

フリードリヒ・シラー(Friedrich Schiller, 1759-1805)
ドイツの作家、詩人、思想家。ゲーテと並ぶドイツ・ヴァイマル古典主義の代表的人物。1781年、戯曲『群盗』でデビュー。1788年に上梓した歴史書『オランダ独立戦争史』の成果により、イェーナ大学歴史学教授として招聘される。1790年代には、『カリアス書簡』『人間の美的教育について』などを出版し、美学者としても思想史に名を残した。『詩集』第1部を1804年、第2部を1805年に刊行。

青木敦子(あおき・あつこ, 1957-)
学習院大学、明治大学非常勤講師。著書に『シラーの「非」劇』(哲学書房、2005年)。『影像の詩学』(月曜社、2014年)がある。

関連する本

上部へスクロール
Copy link