科学史研究の大家によるヘーゲル論4篇、日本語版オリジナル編集。20世紀フランス思想へのヘーゲル哲学導入において決定的な役割を果たし、その後の思想運動の一端緒となった画期的論文を集める。シリーズ・古典転生、第28回配本(本巻第27巻)
シリーズ・古典転生
イェーナのヘーゲル
アレクサンドル・コイレ
¥4,500 (税別)
小原拓磨[訳]
- 刊行年月:2022年12月
- A5判上製192頁
- 天地210mm×左右148mm×束幅16mm
- 400g
- 本体価格4,500円
- ISBN:978-4-86503-157-7 C1010
カテゴリー: 全タイトル, 既刊 タグ: アレクサンドル・コイレ, シリーズ・古典転生, 小原拓磨
目次
目次:
第一章 フランスにおけるヘーゲル研究の現状
第二章 ヘーゲルの言語と専門用語についての覚書
第三章 イェーナのヘーゲル(近年出版の「イェーナ体系構想」について)
補遺 イェーナのヘーゲル(近年出版の「イェーナ体系構想」について)〔『ルヴュ・フィロゾフィック』版〕
訳者あとがき
アレクサンドル・コイレ(Alexandre Koyré, 1892–1964)
ロシア出身の科学史家。ドイツとフランスで学び、フランスと米国で教鞭を執った。訳書に『ガリレオ研究』(1939年;法政大学出版局、1988年)、『プラトン』(1945年;みすず書房、1972年)、『パラケルススとその周辺』(1955年;水声社、1987年)、『閉じた世界から無限宇宙へ』(1957年;みすず書房、1973年;『コスモスの崩壊――閉ざされた世界から無限の宇宙へ』白水社、1974年)などがある。
小原拓磨(おばら・たくま, 1980–)
東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。東北学院大学非常勤講師。