芸術破綻論
鈴木創士

¥3,000 (税別)

鈴木創士[編]

  • 刊行年月:2022年5月
  • 46判並製312頁
  • 本体価格3,000円
  • 縦188mm×横125mm
  • ISBN:978-4-86503-136-2
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破綻は生と芸術の精髄――作家、画家、音楽家、哲学者たちはなぜ破綻において自由となったのか。ランボー、アルトーらのはるかなる嫡子にして炸裂的な文学者が結晶させた思考のアラベスク。

目次

帝国は滅ぶ/1 実在(ロベール・パンジェ…アルトー…ベケット…ゲーデル/2 像(ゴッホ…エル・グレコ…楠森總一郎…ジョルジョ・モランディ…フランシス・ベーコン)/3 身体(遠藤ミチロウ…土方巽…室伏鴻…フランソワ・マトゥロン…萩原健一…フェリーニ…カール・ドライヤー/4 反映(パゾリーニ…萩原健一…カール・ドライヤー)/5 生(ニーチェ…ブランキ…アルチュセール…ランボー)/思考の破綻について/跋

鈴木創士(すずき・そうし, 1954-)
作家、フランス文学者、ミュージシャン。アルトー、ランボー、ジュネなど呪われた文学者の翻訳とそれらを継承する詩的批評で著名。熱狂的なファンに支持される特異な存在。著書に、『アントナン・アルトーの帰還』現代思潮新社、『中島らも烈伝』河出書房新社、『分身入門』作品社、『離人小説集』幻戯書房、『うつせみ』作品社、『文楽徘徊』現代思潮新社、など。訳書に、アラン・バディウ『ドゥルーズ 存在の喧騒』河出書房新社、エドモン・ジャベス『歓待の書』現代思潮新社、アントナン・アルトー『ヘリオガバルス あるいは戴冠せるアナーキスト』河出文庫、など多数。

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