ピアニストの指先からつむぎだされる20のものがたり
古今東西、有名無名を問わず、花とクラシック音楽、文学の森にわけいり越境するエッセイ集。
花を聴く 花を読む
青柳いづみこ
¥1,800 (税別)
花をめぐる音楽と文学の手帖
- 刊行年月:2021年12月
- 46判並製208頁
- 本体価格1,800円
- 縦188mm×横130mm
- ISBN:978-4-86503-124-9
- 装幀:中島浩
目次
はじめに/薔薇/ミルテ/けし/松雪草/白木蓮/桜/睡蓮/青サフラン/バジル/夾竹桃/すみれ/すずらん/ひまわり/菊/チューリップ/彼岸花/朝顔/ダリア/百合/プルーストの薔薇/引用文献一覧/謝辞
青柳いづみこ(あおやぎ・いづみこ, 1950-)
安川加壽子とピエール・バルビゼの両氏に師事。フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。1989年、論文『ドビュッシーと世紀末の美学』で学術博士号。1990年、文化庁芸術祭賞受賞。近著に、『阿佐ヶ谷アタリデ大ザケノンダ』(平凡社、2020年) 、『高橋悠治という怪物』(河出書房新社、2018年)、『ドビュッシー 最後の1年』(中央公論新社、2018年)、水の音楽(平凡社ライブラリー、2016年)。音楽から文学へと越境する本に、『音楽と文学の対位法』(中公文庫、2010年) 、『無邪気と悪魔は紙一重』(文春文庫、2010年)、『ショパンに飽きたら、ミステリー』(創元ライブラリ、2000年)などがある。