ヴィンフリート・メニングハウス(Winfried Menninghaus)
1952年生まれ。ベルリン自由大学一般文芸学・比較文学科ペータ・ソンディ研究所教授を経て、現在は2013年にフランクフルトに創設されたマックス・プランク経験美学研究所で「言語と文学」部門のディレクターをつとめる。著書に、『敷居学――ベンヤミンの神話のパサージュ』(1986年、邦訳:伊藤秀一訳、現代思潮新社、2000年)、『無限の二重化――ロマン主義・ベンヤミン・デリダにおける絶対的自己反省理論』(1987年、邦訳:伊藤秀一訳、法政大学出版局、1992年、新装版2017年、『吐き気――ある強烈な感覚の理論と歴史』(竹峰義和/知野ゆり/由比俊行訳、法政大学出版局、2010年)、『美の約束』(2003年、邦訳:伊藤秀一訳、現代思潮新社、2013年)など。
訳者:
竹峰義和(たけみね・よしかず)
1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。専門はドイツ思想史・映像文化論。近年の著訳書に『〈救済〉のメーディウム――ベンヤミン、アドルノ、クルーゲ』(東京大学出版会、2016年)、ベルント・シュティーグラー『写真の映像』(共訳、月曜社、2015年)、ミリアム・ブラトゥ・ハンセン『映画と経験――クラカウアー、ベンヤミン、アドルノ』(共訳、法政大学出版局、2017年)、テオドール・W・アドルノ『模範像なしに――美学小論集』(みすず書房、2017年)など