俳句と写真が互いに刺激しあう、新境地。
「境涯を描く言葉の重いポップさが余人の追随を許さない。こんなに凄い日本語使いがいることも、それが今日まで知られずにいたこともどちらも奇跡です。(いとうせいこう)」、「どのページも黙って眺めたい。物語が湧く。(坪内稔典)」、ほか、しりあがり寿、長嶋有、東直子、平田俊子、藤野可織、文月悠光、古川日出男、穂村弘、各氏推薦!
鉄砲百合の射程距離
内田美紗=句、森山大道=写真、大竹昭子=編
¥2,500 (税別)
俳句と写真が互いに刺激しあう、新境地。
- 刊行年月: 2017.05
- A4並製84頁(モノクローム写真45点/ダブルトーン印刷)
- 本体価格2,500円
- 29.7 x 21 x 0.6 cm
- ISBN978-4-86503-046-4
紹介記事
- 紹介記事(「東京新聞」2017年7月7日付夕刊「大波小波」「弟の姉」)
- 紹介記事(「日本経済新聞」2017年5月19日付「文化」欄「文化往来」)
内田美紗(うちだ・みさ)
1936年、兵庫県西宮市生まれ。大阪在住。坪内稔典氏の著作に触発され、作句をはじめる。その句法は「演じる俳句(…)俳句の言葉にどのように演じさせるか」(坪内稔典)と評される。句集に『浦島草』(ふらんす堂、1993年)『誕生日』(ふらんす堂、1999年)、『魚眼石』(富士見書房、2004年)、『内田美紗句集 現代俳句文庫58』(ふらんす堂、2006年)
森山大道(もりやま・だいどう)
1938年、大阪府池田市生まれ。最近の作品集などに、『絶対平面都市』(鈴木一誌との対話集、月曜社、2016年)『記録 33号』(Akio Nagasawa Publishing、2017年)など。
最新の動向、および詳細なプロフィールは、公式サイトをご参照ください。
編者:
大竹昭子(おおたけ・あきこ)
1950年、東京都生まれ。作家。ノンフィクション、エッセイ、小説、写真評論、書評など、ジャンルを横断して執筆。写真関係の著作に『彼らが写真を手にした切実さを』『出来事と写真』(共著)など。小説の近刊に『間取りと妄想』(亜紀書房)。朗読イベント<カタリココ>を開催中。 http://katarikoko.blog40.fc2.com