別府生まれの黒い犬、権三郎。港町の藍色の闇夜をぶらぶらするうちに、不思議な世界へと引き込まれ彷徨する、夢幻冒険犬譚。
8年ぶりの創作集。幻の中編「覗岩テクノ」併載。
権三郎月夜
大竹伸朗
¥1,600 (税別)
別府生まれの黒い犬、権三郎の夢幻冒険犬譚。
8年ぶりの創作集。幻の中編「覗岩テクノ」併載。
- 刊行年月: 2006.5
- A5判上製112頁 図版6点(一部カラー)
- 本体価格1600円
- ISBN4-901477-24-2
目次
権三郎月夜
覗岩テクノ
紹介記事
- 粟田大輔氏書評(「美術手帖」2006年9月号「BOOK WORM」欄)
- 無署名氏短評(「エスクァイア日本版」2006年9月号「Esky books」欄)
- 無署名氏書評(「朝日新聞」2006年6月25日付「読書」欄)
大竹伸朗(おおたけ・しんろう)
1955年東京生まれ。画家。絵画、立体作品、版画、コラージュ、印刷物、パフォーマンス(音)、絵本、写真、エッセイなど幅広く活動。おもな画集や著書に以下のものがある。『SO:大竹伸朗の仕事 1955-91』(UCA)、『日本景/ジャパノラマ』(朝日新聞社)、『ジャリおじさん』(福音館書店)、『既にそこにあるもの』(ちくま文庫)、『カスバの男』(集英社文庫)、『テレピン月日』(晶文社)、『18』(青山出版社)、『んぐまーま』(谷川俊太郎との共著:クレヨンハウス)、『UK77』(月曜社)。