エチカ・フラクターー江川隆男思考集成
江川隆男

¥3,600 (税別)

  • 刊行年月:2026年10月
  • 46判並製)352頁
  • 本体価格3,600円
  • ISBN:978-4-86503-232-1 C0010
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これが哲学だ! 内在性をめぐる未来の哲学=エチカ・フラクタを創出する、その最も反時代的な思考の軌跡を集成。第一部は極限の哲学入門。第二部はインタビュー集で自らの半生〈工業高校中退~現代音楽家志望~大学検定~哲学徒〉を明かすとともに、アルトー/ドゥルーズを語る。第三部は哲学的芸術論をまとめる。

目次


〈エチカ・フラクタ〉序説――哲学から反‐哲学への転換
いかにして内在論を形成するか――ドゥルーズ哲学における〈主題〉構成について
〈内在性の問題〉への前哨――ドゥルーズと多孔質的思考について
道徳的であるとはいかなることか?
深層なき活火山――富士山と地図作成法
〈超人の倫理〉への前哨――非意志主義のために
崇高と決定不可能性の問題――宮𥔎裕助『判断と崇高:カント美学のポリティクス』をめぐって
異例性の感覚――ネグリと哲学

哲学とは何か――パンデミックと来るべき民衆に向けて
アルトー問題
ドゥルーズ問題

室伏身体あるいは観念発光体
消尽と希少性――ベケットについて
Syn-God-Zillaの迷宮
ドミノが止まる――シド・アンド・フロイド
不在の彩り――ピンク・フロイド『炎』について
特性のない音楽――キング・クリムゾンの欲望
過程と移行の錬金術的融合――エマーソン、レイク&パーマーの音楽演奏について
〈美の形相〉と〈錯乱の論理〉――イエスについて
音色戦慄と変調の平面――ジェフ・ベックあるいは〈来るべきギタリスト〉のために
落下し続ける〈星屑‐強度〉――デヴィッド・ボウイについて
あとがき
初出
略年譜(著訳書一覧)

江川隆男(えがわ・たかお)
1958年生。立教大学現代心理学部映像身体学科特別専任教授。著書:『存在と差異――ドゥルーズの超越論的経験論』(知泉書館、2003年)、『死の哲学』(河出書房新社、2005年)、『超人の倫理――〈哲学すること〉入門』(河出書房新社、2013年)、『アンチ・モラリア――〈器官なき身体〉の哲学』(河出書房新社、2014年)、『スピノザ『エチカ』講義――批判と創造の哲学のために』(法政大学出版局、2019年)、『すべてのつねに別のものである――〈身体-戦争機械〉論』(河出書房新社、2019年)、『残酷と無能力』(月曜社、2021年)、『内在性の問題』(月曜社、2024年)、『哲学は何ではないのか――差異のエチカ』(ちくま新書、2025年)。訳書:ジル・ドゥルーズ『ニーチェと哲学』(河出文庫、2008年)、ジル・ドゥルーズ/クレール・パルネ『ディアローグ――ドゥルーズの思想』(共訳、河出文庫、2011年)。

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