アウシュヴィッツの残りのもの アルシーヴと証人
ジョルジョ・アガンベン

品切

上村忠男+廣石正和[訳]

2015年5月、7刷出来

想像を絶する災厄のあとに倫理やモラルは再構築できるのか?

  • 刊行年月: 2001.09
  • 46判並製カバー装262頁
  • 本体価格2400円
  • 19cm
  • ISBN:4-901477-00-5

イタリア現代思想の旗手による「アウシュヴィッツ以後」の倫理学の試み。
主著「ホモ・サケル」シリーズの第三部にあたる(第一部は以文社より刊行、第二部は原著未完)。
プリモ・レーヴィをはじめとする強制収容所からの奇跡的生還者たちの証言をもとに、「人間である」情況を剥奪される極限を考察し、 大虐殺以後に思考することの根源的課題を模索した、来たるべき倫理哲学。
ジュディス・バトラー絶賛。

[イタリア]: “Quel che resta di Auschwitz : L’archivio e il testimone : Homo Sacer III” 1998, Bollati Boringhieri .

「第二/三刷への訳者〔上村忠男〕後記」〈PDFファイル〉

ジョルジョ・アガンベン Giorgio Agamben
1942年ローマ生まれ。 ヴェローナ大学 哲学教授。
主な著書に70年『中味のない人間』邦訳2002年人文書院刊、77年『スタンツェ』邦訳98年 ありな書房 、 95年『ホモ・サケル』邦訳以文社2003年刊、96年『目的なき手段』邦訳(『人権の彼方に』)2000年以文社刊などが ある。
2001年12月初来日。18日京都・立命館大学、21日東京外国語大学において講演を行った。またNHK教育テレビ「ETV2002」にて、著者ロングインタビュー「対論"テロ後の世界"を読む」(2002年1月14日)が放映された。

訳者 :
上村忠男(うえむら・ただお)
1941年兵庫県生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科教授。
著書に88年『ヴィーコの懐疑』 みすず書房 、89年『クリオの手鏡』 平凡社 、94年『歴史家と母たち』 未来社 、 96年『ヘテロトピアの思考』 未来社 、98年『バロック人ヴィーコ』 みすず書房 、02年『歴史的理性の批判のために』 岩波書店 など。 ヴィーコやグラムシ、スピヴァクやギンズブルグなど、訳書多数。
廣石正和(ひろいし・まさかず)
1956年熊本県生まれ。東京外国語大学大学院地域研究研究科修士課程終了。イタリア近代思想史専攻。
訳業に、ウンベルト・エーコ『完全言語の探究』(上村忠男氏との共訳、 平凡社 、1995年)、マッシモ・カッチャーリ『世紀転換期のウィーン』 ( 太田出版 『批評空間』第II期に連載)ほか。

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