ジョルジョ・アガンベン Giorgio Agamben
1942年ローマ生まれ。 ヴェローナ大学 哲学教授。
主な著書に70年『中味のない人間』邦訳2002年人文書院刊、77年『スタンツェ』邦訳98年 ありな書房 、 95年『ホモ・サケル』邦訳以文社2003年刊、96年『目的なき手段』邦訳(『人権の彼方に』)2000年以文社刊などが ある。
2001年12月初来日。18日京都・立命館大学、21日東京外国語大学において講演を行った。またNHK教育テレビ「ETV2002」にて、著者ロングインタビュー「対論"テロ後の世界"を読む」(2002年1月14日)が放映された。
訳者 :
上村忠男(うえむら・ただお)
1941年兵庫県生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科教授。
著書に88年『ヴィーコの懐疑』 みすず書房 、89年『クリオの手鏡』 平凡社 、94年『歴史家と母たち』 未来社 、 96年『ヘテロトピアの思考』 未来社 、98年『バロック人ヴィーコ』 みすず書房 、02年『歴史的理性の批判のために』 岩波書店 など。 ヴィーコやグラムシ、スピヴァクやギンズブルグなど、訳書多数。
廣石正和(ひろいし・まさかず)
1956年熊本県生まれ。東京外国語大学大学院地域研究研究科修士課程終了。イタリア近代思想史専攻。
訳業に、ウンベルト・エーコ『完全言語の探究』(上村忠男氏との共訳、 平凡社 、1995年)、マッシモ・カッチャーリ『世紀転換期のウィーン』 ( 太田出版 『批評空間』第II期に連載)ほか。