トニ・ネグリ(Toni Negri / Antonio Negri)
1933年、パドヴァ生まれ。イタリアの思想家、活動家。著書:『構成的権力』(松籟社, 1999年)、『未来への帰還』(インパクト出版会, 1999年)、『転覆の政治学』(現代企画室, 2000年)、『ネグリ生政治的自伝』(作品社, 2003年)、『マルクスを超えるマルクス』(作品社, 2003年)、『〈帝国〉をめぐる五つの講義』(青土社, 2004年)、『ヨブ 奴隷の力』(世界書院, 2004年)。フェリックス・ガタリとの共著に『自由の新たな空間』(朝日出版社, 1986年)、マイケル・ハートとの共著に『〈帝国〉』(以文社, 2003年)、『マルチチュード』全2巻(日本放送出版協会,2005年)がある。
訳者 :
廣瀬純(ひろせ・じゅん)
1971年、東京生まれ。1997年、早稲田大学大学院文学研究科修士課程(芸術学)修了。1999年、パリ第三大学映画視聴覚研究科DEA課程修了。仏・映画批評誌「VERTIGO」(ed. Capricci)編集委員。現在、龍谷大学経営学部専任講師。著書:『美味しい料理の哲学』(河出書房新社、2005年)、『闘争の最小回路』(人文書院、2006年)。訳書:パオロ・ヴィルノ『マルチチュードの文法』(月曜社、2004年)など。
榊原達哉(さかきばら・たつや)
1967年、名古屋生まれ。2001年、同志社大学大学院文学研究科博士課程後期哲学専攻満期退学。2001年、ストラスブール大学DEA過程終了。現在、徳島文理大学准教授。哲学専攻。訳書:ジャック・デリダ『触覚、ジャン=リュック・ナンシーに触れる』(共訳、青土社、2006年)など。
立木康介(ついき・こうすけ)
1968年、東京生まれ。1999年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程満期退学。現在、京都大学人文科学研究所准教授。精神分析学博士(パリ第8大学)。著書:『精神分析学を学ぶ人のために』(共著、世界思想社、2004年)、『知の教科書 フロイト=ラカン』(共編著、講談社、2005年)など。