花代がベルリンで出会った仲間たちと一緒に競演し、過ごした膨大な量の日常=風景、生活、友人、アーティストたち。その15年分の写真から花代というひとりのアーティストの生き方が浮かび上がる集大成的な一冊。当時(1996-2010年)の出来事、関係性を読み解くために写真家自身による注釈を付す。
登場アーティスト:Blixa Bargeld, Jonathan Meese, Kai Althoff, Christoph Schlingensief, Volker Spengler, Pansonic, Terre Thaemlitz, Peaches, Basso, Bernhard Willhelm, Wolfgang Tillmans, AIDS-3Dほか
ベルリン hanayos saugeile kumpels
花代
品切
ベルリンですごした15年間の日常を構成した作家の集大成的写真集。
- 刊行年月:2013.3
- B5判変型(タテ224mm×ヨコ183mm)ソフトカバー雁垂れ装208頁(4C:176頁、1C:32頁)
- 本体価格3,600円
- ISBN978-4-901477-68-0
- デザイン:須山悠里
- 編集:網野奈央(TORCH)
花代(はなよ)
東京とベルリンを拠点に活躍するアーティスト。写真家、芸妓、ミュージシャン、モデルなど多彩な顔を持つ。自身の日常を幻想的な色彩で切り取る写真やコラージュ、またこうした要素に音楽や立体表現を加えたインスタレーションを発表する。パレ・ド・トーキョーなどの個展、展覧会多数。写真作品集に『ハナヨメ』(1996、新潮社)、『ドリーム ムムムム ブック』(2000、リトル・モア)『MAGMA』(2008、赤々舎)など。
1989 年にパリで遊学中に連れて行かれたベルリンで、偶然にベルリンの壁崩壊に遭遇し、その後東京で出会ったドイツ人青年との間に一子をもうける。その後、1996 年、ロンドン在住中に映画監督のクリストフ・シュリンゲンズィーフに呼ばれて再びベルリンを訪れ、以後1999 年から2010 年までをドイツで暮す。
花代公式サイト(http://www.hanayo.com)。