レコードをスクラッチするレヴェルの小さな摩擦からも、革命は起こっている
現代美術の旗手、作家本人へのロング・インタビューを含む初の作品集。
十和田市現代美術館展覧会(2018年10月27日‒ 2019年3月24日)公式図録
[寄稿]エマ・ラヴィーニュ(ポンピドゥ・センター・メッス 館長)/畠中実(NTTインターコミュニケーション・センター 学芸員)/小池一子(十和田市現代美術館 館長)/金澤韻(十和田市現代美術館 学芸統括)
デュシャン的観者は、毛利悠子の作品を前にしてひとりの見物人となり、世界が示す「濁ってあることの豊かさ」に、立ち会いかつ参与する─ エマ・ラヴィーニュ(ポンピドゥ・センター現代美術担当キュレーター/本文より)