光る道――佐藤泰志拾遺
佐藤泰志

¥3,400 (税別)

痛々しく、輝かしい文学の軌跡

  • 刊行年月:2021年10月
  • 46判上製432頁
  • 本体価格3,400円
  • 188mm×130mm×24 mm
  • ISBN:978-4-86503-122-5
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単行本未収録作品のすべてと、作家の素顔と日常を伝える唯一の連載エッセイ「迷いは禁物」を集成。
17歳で書いた最初の小説「退学処分」から、同人誌時代の受賞作と秀作群、名作「光る道」「風が洗う」まで、小説18篇、エッセイ56篇を収録。

目次

Ⅰ 小説
青春の記憶
退学処分
贋の父親
追悼
留学生
防空壕にて
孔雀
少年譜
休暇
颱風伝説
画家ティハニー
七月溺愛
童話 チエホフの夏

光る道

防空壕のある庭
風が洗う
Ⅱ エッセイ 迷いは禁物(全56篇)
アメリカン/野菜に淫す/ダービー馬よいずこへ/美少年対策/映画中毒/猿並み/どっちの少年/タイプライター/ヤケ漫画/大いなる夢/飛ぶなミホサンスカイ/待ち合わせ/机上航海/女優/モンブラン物語/愚者のロンジン/余計なお世話/土曜の夜と日曜の朝/ベースボール/ワッ/アナクロっぽい/サーカス万才!/逆説睡眠/ながら族/メガネをかけた魚/清潔恐怖症/あいだ/粋な撃退法/犬、笑うな/テレビがザーザー/釣師と書いて何と読む/迷いは禁物/ピエロになろう/電話じゃできない/違い/快挙の日/武蔵野線を友情が走る/二次的神経/ガラム/20分間/御難続き/前進せよ/シティボーイの条件/ハード・ボイルド・エッグ/エリス少年/超人/知ったかぶり/全部、思想/美学/本の話/転勤族/穴でも箱でも/ローマは一日にしてなる/思い違いの命賭け/ブリキのバイオリン/再び、「迷いは禁物」
初出および収録
解説 ユー・アー・マイ・サンシャイン 福間恵子

紹介記事

  • 小田島本有氏書評「佐藤泰志ファンにとって必携の書――いまだに佐藤泰志ブームは継続中だ」(「図書新聞」2022年1月15日号)
  • 青来有一氏書評「もがき続けた才能の足跡」(「東京新聞」2022年1月15日)
  • 紹介記事 「東京新聞」2021年12月8日付夕刊
  • 外岡秀俊氏書評「死後も伸び続ける樹――早熟の作家が目指した「生命そのものの書物」」(「週刊読書人」2021年11月19日号)

佐藤泰志(さとう・やすし)
1949年、北海道函館市に生まれる。1966年、「青春の記憶」、1967年「市街戦のジャズメン」で連続して有島青少年文学賞優秀賞を受賞。1970年上京、同人誌などで小説を執筆。1977年、「移動動物園」が「新潮」に掲載され、以降、文芸誌に作品を発表。1981年、「きみの鳥はうたえる」が芥川賞候補、その後4回同賞候補に。1989年、『そこののみにて光輝く』が三島賞候補になる。1990年10月、自ら命を絶つ。享年41。

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