視覚的無意識
ロザリンド・E・クラウス

¥4,500 (税別)

谷川渥/小西信之[訳]

最重要美術批評家の主著、待望の全訳

  • 刊行年月: 2019.03
  • 46判上製528頁
  • 本体価格4,500円
  • 19.5 x 13.5 x 3.1 cm
  • ISBN978-4-86503-073-0

モダニズムの眼が抑圧している欲望とはなにか?
エルンスト、デュシャン、ジャコメッティ、ベルメール、ピカソ、ポロックらの作品のなかに近代の視を土台から蝕むものたち(『レディメイド」、「肉体的なもの」、「不定形」、「脈動」、「低さ」、「水平性」、「重力」、「痕跡」……)を、フロイト、ラカン、バタイユらの理論を援用しながら見出す試み。モダニズムの中核をなす「視覚性」概念を、主体の精神分析を採り入れつつ批判的に分析する、現代最重要の美術批評家の主著、待望の日本語全訳。

原書: The Optical Unconscious, The MIT Press, 1993.

目次

one
two
twoマイナスone
two再び
three
four
five
six
six再び
訳者あとがき(谷川渥)
訳者あとがき+(小西信之)
図版一覧
参考文献一覧
索引

紹介記事

  • 沢山遼氏書評(「美術手帖」2019年8月号「BOOK」欄「モダニズムの視覚と欲望とは」)
  • 暮沢剛巳氏書評(「図書新聞」2019年6月15日号「グリーンバーグのモダニズム美術論の批判的克服、ある種の「親殺し」の書」)
  • 志賀信夫氏書評(「週刊読書人」2019年5月31日号「テキストの迷宮が絵画とは何かを問いかける」)

ロザリンド・E・クラウス(Rosalind E. Krauss)
1940年生まれ。コロンビア大学教授。美術史・美術批評。著作に1985年『オリジナリティと反復』(リブロポート、1994年)、1993年『視覚的無意識』(本書)、1997年『アンフォルム――無形なるものの事典』(イヴ=アラン・ボワとの共著、月曜社、2011年)、1998年『ピカソ論』(青土社、2000年)、1999年『独身者たち』(平凡社、2018年)など。

訳者:
谷川渥(たにがわ・あつし)
1948年生まれ。美学者。東京大学大学院博士課程修了。文学博士。著書に、『鏡と皮膚――芸術のミュトロギア』(ちくま学芸文庫、2001年)、『シュルレアリスムのアメリカ』(みすず書房、2009年)、『新編 芸術をめぐる言葉』(美術出版社、2012年)、『肉体の迷宮』(ちくま学芸文庫、2013年)、『芸術表層論』(論創社、2017年)など。
小西信之(こにし・のぶゆき)
1960年生まれ。美術評論。東京藝術大学大学院美術研究科修了。愛知県立芸術大学教授。共著に、藤枝晃雄/谷川渥編著『芸術論の現在』(東信堂、1999年)、多木浩二/藤枝晃雄監修『日本近現代美術史事典』(東京書籍、2007年)など。

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