東京は、秋
荒木経惟+荒木陽子
¥3,500 (税別)
東京との〈情交〉を私写した名作がワイド+ダブルトーンになって20余年ぶりに復刊!
- 刊行年月: 2016.12
- A5判並製208頁
- 本体価格3,500円
- 21.8 x 2.4 x 15.8 cm
- ISBN978-4-86503-036-5
東京との〈情交〉を私写した名作がワイド+ダブルトーンになって20余年ぶりに復刊!
妻・荒木陽子との対話がアラーキー写真のド真ん中を生き生きと語る。
「1972年の季節はいつだったか忘れたが、電通をやめた。コマーシャルはやらないことにしたので、とーぜん仕事なんざあるはずがない。/初めから写真をやりなおそー、とゆーことで、50ミリレンズ付きのペンタックス6×7を三脚につけて、それをかついで街を歩き出した。/それは1972年の秋のことだった」。
*本書は、1984年に三省堂、1992年に筑摩書房から刊行された同書名の作品に、判型とレイアウトを変更し、エッセイ「「東京は、秋」の頃」(初出「アサヒカメラ」1983年7月増刊号)と英語訳(抄訳)を加えたものです。
装幀:菊地信義
紹介記事
- (こ)氏書評(「母の友」2017年5月号「Books」)
- YAMAMOTO AMANE氏書評(「men’s FUDGE」2017年3月号「BOOKS」)
- YAMAMOTO AMANE氏書評(「FUDGE」2017年2月号「今月の新刊&注目作」)
荒木経惟(あらき・のぶよし)
1940年東京・三ノ輪生まれ。電通在職中に妻・陽子との旅行を写した『センチメンタルな旅』(1970年)を自費出版(2016年に河出書房新社より復刊)。2016年、ギメ東洋美術館(パリ)で作品数400点を越える規模で展覧会を開き、大きな反響を呼んだ。
荒木陽子(あらき・ようこ)
1947年東京・千住生まれ。電通入社2年目、当時電通のカメラマンだった荒木経惟と出会い、1971年7月7日に結婚。1990年1月27日、子宮肉腫のために死去。夫・荒木経惟との共著に『愛情旅行』『10年目のセンチメンタルな旅』『東京日和』などがある。
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