シリーズ・古典転生

構造と生成II 論理学と学知の理論について
ジャン・カヴァイエス

¥3,200 (税別)

近藤和敬[訳]

フランス・エピステモロジーの古典的名著(1947年)。
訳者による長篇解説付き。

  • 刊行年月: 2013.10
  • A5判上製192頁
  • 本体価格3,200円
  • 22cm
  • ISBN978-4-86503-007-5

アルチュセール、フーコー、デリダら、フランス現代思想の方法論的基盤として、同時代だけでなく次世代にも大きな影響を及ぼした代表作にして遺作(1947年)がついに初訳。「学知の理論をあたえるのは、意識の哲学ではなく、概念の哲学である。産出的必然性とは、活動性の必然性ではなく、弁証論の必然性なのである」。訳者による懇切な長篇解説「カヴァイエスの生涯と思想」を附す。【シリーズ「古典転生」第9回配本、本巻5】

原書:Sur la Logique et la Théorie de la Science, Presses Universitaires de France, 1947.

目次

論理学と学知の理論について
初版に付された編者の緒言
第2版[1960年]に付された序文
第1部
第2部
第3部
原注
訳注
訳者解説 カヴァイエスの生涯と思想
1 孤独な英雄の魂(カヴァイエス略伝)
2 カヴァイエスによる数学の哲学とその広がり
3 『 論理学と学知の理論について』の解説
4 むすびにかえて
解説注
引用・参照文献一覧
カヴァイエス著作一覧
訳者あとがき
人名索引
用語集

紹介記事

  • 金森修氏短評(「みすず」2014年1/2月号「二〇一三年読書アンケート」)

ジャン・カヴァイエス(Jean Cavaillès)
1903年3月15日にフランスの古都サンメクサンに生まれ、1944年2月17日にアラスにおいてドイツ軍によって銃殺刑に処された。バシュラールやカンギレムらと並ぶ、20 世紀フランスを代表するエピステモローグである。数理哲学者であり、レジスタンスの闘士でもあった。その科学認識論はフランス現代思想に多大な影響を与えてきた。著書が翻訳されるのは今回が初めてである。

訳者:
近藤和敬(こんどう・かずのり)
1979年生まれ。鹿児島大学法文学部人文学科准教授。著書に『構造と生成Ⅰ カヴァイエス研究』(月曜社、2011年)、『数学的経験の哲学――エピステモロジーの冒険』(青土社、2013年)がある。

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