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洲之内徹文学集成
洲之内徹=著

ジャンル :小説/エッセイ/文芸評論
刊行年月: 2008.6
A5判 上製カバー装736頁
本体価格7,200円
ISBN:978-4-901477-41-3

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美術エッセイ「気まぐれ美術館」シリーズで知られる洲之内徹が、私小説作家として独自の倫理と美意識で自らの戦中戦後を描いた全小説+文芸評論+単行本未収録エッセイ。
装画:西脇順三郎。

紹介記事 
福田和也氏書評(「週刊新潮」2008年7月10日号「闘う時評 第305回:『洲之内徹文学集成』の刺激」)

目次
■小説
鳶/流氓/棗の木の下/砂/雨の中/掌のにおい/女難/瓶の中の魚/桜のある風景/雨台風/終りの夏/ある受賞作家/雨の多い春/小説全集あとがき ほか/著者あいさつ/作品ノート1/作品ノート2『棗の木の下』あとがき(現代書房版)
■評論・エッセイ・小説 文学と気まぐれ美術館のあいだ
批評精神と批評家根性と/『肉体の罪』に就て/悪人を描くことその他/抗議する文学『いのちの初夜』への覚書/泣く/『アンナ・カレーニナ』随想/閑中忙/洋燈・時計・子供/読んだもの、読みたいもの。/結構な御身分/旅で見た映画/『蒼氓』のお夏/魯迅雑記/性格と心理 長坂一雄論/雑感/大名から/范さんのこと/丁玲の家/薬瓶/料金不足/冬の来た日/魯迅の毒/趙樹理の世界/穴を掘る/銭亀/ミラボオ橋の詩/岡本鉄四郎帰る/魯迅の鼻/銀杏/「純愛」は純粋な恋愛か/夜中の顔/えんどうの花/同姓同名/流しの上の奇蹟/X関係/私の青べか/モダン・ジャズの森に迷う/見事だった和紙の『赤旗』
■解説ノート

著者:洲之内徹(すのうち・とおる、1913−1987)
愛媛県松山市生まれ。昭和5(1930)年東京美術学校(現東京藝術大学)建築科在学中、マルクス主義に共感し左翼運動に参加する。大学3年時に特高に検挙され美術学校を退学。郷里で活動を続けるが、20歳の秋に再検挙にあい、獄中生活を送る。釈放後、転向仲間と同人誌『記録』を発刊、精力的に文芸評論を発表した。昭和13(1938)年、北支方面軍宣撫班要員として中国に渡り、特務機関を経て、共産軍の情報収集の仕事に携わった。昭和21(1946)年、33歳で帰国してから50代半ばまでの約20年間、小説を執筆。最初の小説「鳶」が第一回横光利一賞候補となり、その後「棗の木の下」「砂」「終りの夏」で三度芥川賞候補となるが、いずれも落選。昭和35(1960)年より、田村泰次郎の現代画廊を引き継ぎ画廊主となる。昭和49(1974)年から死の直前まで「芸術新潮」に「気まぐれ美術館」を連載、小林秀雄、青山二郎に絶賛された。

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