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いまだない世界を求めて
ロドルフ・ガシェ=著
吉国浩哉=訳

ジャンル :人文・現代思想
刊行年月:2012.1
46判並製256頁
本体価格3,000円
ISBN:978-4-901477-90-1

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本邦初訳、日本版オリジナル論集。ハイデッガー、レーヴィット、デリダを読み解き、美学、政治哲学、倫理学の問いへと現象学的思考を解き放つ。ヴェテランの半生を詳しく振り返るロング・インタビューを付し、知られざるその思想的境位を明かす。

シリーズ「エクリチュールの冒険」第2回配本!【本書の造本について:あさぎ色の本文紙に濃緑のインクで刷りました。カバーの書名は銀箔。見た目のシンプルさを重視したいため、帯は付しません。】

紹介記事 
ナガタ氏書評(「本が好き!BOOKニュース」2012年2月16日付「芸術作品の根源とは何なのか。」)

目次

日本語版序文
作品、現実性、形態——ハイデッガー『芸術作品の根源』に関する覚書
信仰の残余——カール・レーヴィットによる世俗化の概念について
責任、この奇妙なる概念
インタヴュー 思考の密度——ヨーロッパ、アメリカ、脱構築
訳者解説 逆説的な境界——ロドルフ・ガシェ導入のために
訳者あとがき

著者:ロドルフ・ガシェ(Rodolphe Gasché)
1938年ルクセンブルク生まれ。哲学者、文芸学者。ベルリン自由大学で博士号取得(哲学)。現在、ニューヨーク州立大学バッファロー校比較文学科教授。英語圏におけるデリダ研究の第一人者として知られる。著書に『ハイブリッドな学問——クロード・レヴィ−ストロースの構造主義およびエミール・デュルケームにおける学問の概念を変異させるために』(1973年)、『ジョルジュ・バタイユの哲学における体系と隠喩』(1978年)、『鏡の裏箔——デリダと反省の哲学』(1986年)、『差異の発明——デリダについて』(1994年)、『読むことのワイルド・カード——ポール・ド・マンについて』(1998年)、『極小のものについて——関係という概念の研究』(1999年)、『形式の理念――カント美学の再考』(2003 年)、『思索の名誉——批判、理論、哲学』(2006年)、『見解とインタヴュー——アメリカにおける「脱構築」について』 (2007年)、『ヨーロッパ、あるいは無限の責務——ある哲学的概念の研究』(2008年)などがある。

訳者:
吉国浩哉(よしくに・ひろき)
1972年広島県生まれ。2002年、東京大学大学院英文科修士課程修了。2010年、ニューヨーク州立大学バッファロー校英文科博士課程にて博士号取得。現在、昭和女子大学英語コミュニケーション学科専任講師。専攻はアメリカ文学。論文に「唯物論者の祈り——『ヘンリー・アダムズの教育』について」(『ストラータ』17 号、2003 年)、翻訳にKojin Karatani, “Revolution and Repetition” (Umbr(a), Utopia, 2008)などがある。

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