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エコ資本主義批判 持続可能社会と体制選択
ショラル・ショルカル=著
森川剛光=訳

ジャンル :社会
刊行年月: 2012.11
46判(133x190mm)並製376頁
本体価格3,200円
ISBN:978-4-901477-70-3

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経済成長という幻想からの秩序ある撤退を——。過去の社会主義の道徳的退廃とともに、資本主義的現実と妥協した現在のエコロジストたちをも痛烈に批判する本書は、自然環境と人間社会を破壊する〈開発と搾取〉に支えられた成長神話との訣別を私たちに促し、〈持続可能な世界〉へと向かうための新しいヴィジョンを提示する。本邦初訳。

紹介記事 
小倉利丸氏書評(「週刊読書人」2013年5月17日号「実現可能なエコ社会主義とは――長期の社会転換をめざして」)
フ氏書評(「書標」2013年3月号)

目次
日本語版への序文
第一章 序論
 包括的な分析と包括的な展望の必要性
 いくつかの基本的な見解
 悲観主義か楽観主義か
第二章 なぜ「社会主義」的ソヴィエト社会は崩壊したのか(一)成長の限界と環境破壊
 「社会主義」の失敗は何を意味するか
 資源の限界
 食料品生産の成長の限界
 自然の復讐
 経済的費用と損失の原因としての環境破壊
 植民地の欠如
第三章 なぜ「社会主義」的ソヴィエト社会は崩壊したのか(二)新しい階級と「社会主義」社会の道徳的退廃
 理想
 現実
 道徳的堕落
 危機と社会編成の転換
 共有地の悲劇
第四章 経済の土台としての天然資源——幻想と現実
 再生不可能な資源
 再生可能な資源
 リサイクル
 テクノロジーによる環境保護
 「エコロジー」的産業主義
 ポスト産業主義、情報社会およびコンピュータ
 土地、水、人口数
 持続可能性
第五章 エコ資本主義は機能するか
 市場諸力のエコロジー化
 エコ・ケインズ主義
 エコ資本主義の批判
 定常状態資本主義
 国家と平等——倫理、道徳および価値
第六章 二者択一——「第三の道」かエコ社会主義か
 市場社会主義
 市場社会主義の批判
 エコ社会主義
 補論——ガンジー主義への帰還か
 今日と明日のためのエコ社会主義的政策
第七章 進歩とは何か
 発展か進歩か
 あらゆる人々にすべての人間の権利を
 一つの世界か、あるいはさまざまな文化と文明か
 科学、テクノロジー、そして自然
 道徳的進歩は可能か
 エコ社会主義的文化に向けて
 結語——エコ社会主義か野蛮か

原註
訳註
訳者あとがき
参考文献

原書:Die nachhaltige Gesellschaft: Eine kritische Analyse der Systemalternativen, Rotpunktverlag, 2001.

著者:
ショラル・ショルカル(Saral Sarkar)

1936年インド生まれ。コルカタ大学人文学部卒業。1982年の西ドイツ・ケルンへの移住後、政治経済批評家・社会運動家として活動。同年に草創期の「緑の党」に加入するも1987年に離党し、その後は1997年の反グローバリズム運動団体ATTACの立ち上げに参加した。現在も活発に著述・講演活動をおこなっている。エコフェミニズムの旗手マリア・ミース(Maria Mies, 1938-)の伴侶である。ショルカルの著作が邦訳されるのは今回が初めてとなる。

訳者:
森川剛光(もりかわ・たけみつ)
1969年生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、ルツェルン大学(スイス)私講師。訳書に、アルミン・ナセヒ+ゲルト・ノルマン編『ブルデューとルーマン——理論比較の試み』(新泉社、2006年)がある。

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