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〈わたしたち〉の到来 英語圏モダニズムにおける歴史叙述とマニフェスト
中井亜佐子=著

ジャンル :人文・批評
刊行年月:2020.06
B6変型判並製308頁
本体価格2,000円
ISBN:978-4-86503-100-3

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大英帝国が内側から解体していくさまを描いたポーランド系英国人作家、ジョゼフ・コンラッド。英国モダニズム文学を代表する小説家にして、第2波フェミニズムの先駆者でもあるヴァージニア・ウルフ。英領トリニダードに生まれ、植民地独立運動を先導した革命思想家、C・L・R・ジェームズ。世界戦争と革命の20世紀を生きた3人のモダニストたちのテクストから〈わたしたち〉という集合性の危うさと可能性を読み解く。【シリーズ〈哲学への扉〉、第7回配本】

紹介記事 
巽孝之氏短評(「図書新聞」2020年7月25日号「2020年上半期読書アンケート」)

目次
序 章 「フィクションは人間の歴史である」
第一章 時間、主体、物質――モダニズムの歴史感覚
第二章 大衆社会の到来――ジョゼフ・コンラッドとわたしたちの時代
第三章 歴史、人生、テクスト――晩年のコンラッドと世界戦争
第四章 賃金なき者たちの連帯――ヴァージニア・ウルフとふたりのジェームズ
第五章 戦争とともに生を書く――ヴァージニア・ウルフの晩年
第六章 革命と日常――〈ブラック・ジャコバン〉ふたたび

著者:
中井亜佐子(なかい・あさこ)

1966年生まれ。オクスフォード大学博士課程修了(D. Phil)。専門は英文学、批評理論。現在、一橋大学大学院言語社会研究科教授。単著に『他者の自伝――ポストコロニアル文学を読む』(研究社、2007年)。共編著に『ジェンダー表象の政治学――ネーション、階級、植民地(彩流社、2011年)など。翻訳に、ニコラス・ロイル『デリダと文学』(共訳、月曜社、2014年)、ポール・ビュール『革命の芸術家――C・L・R・ジェームズの肖像』(共訳、こぶし書房、2014年)、ウェンディ・ブラウン『いかにして民主主義は失われていくのか――新自由主義の見えざる攻撃』(みすず書房、2017年)など。

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