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存在とロゴス 初期ハイデガーにおけるアリストテレス解釈
阿部将伸=著


ジャンル :人文・哲学
刊行年月: 2015.03
A5判上製404頁
本体価格3,700円
ISBN:978-4-86503-023-5

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20世紀後半の西欧哲学と人文諸科学に大きなインパクトを残したハイデガーの〈現前性批判〉とはいかなる思索の格闘であったか。アリストテレス哲学をめぐるハイデガーの大胆かつ緻密な〈現象学的解体〉を丹念に分析し、その知的射程を浮き彫りにする新鋭の挑戦。ギガントマキア(巨人の闘い)をめぐる終わりなき対話と対決!
【シリーズ「古典転生」第11回配本、本巻10】

「たしかにハイデガーは、伝統的存在論が「現前性」や「被制作性」に導かれてきたことを批判する。しかしそれは、そのようなレッテルを貼って斥ければ伝統から逃れられるなどという単純な話ではない。その批判をたえず自ら自身へと向けなければならないことをハイデガー自身が痛烈に自覚していたからである。だからこそ、ハイデガー自身の存在論の背後にはつねにアリストテレス哲学を透かし見ることができる。伝統から逃れられるのは、伝統との対話と対決をそのつど行いつつ、各自が自らの実存を賭して存在論を遂行している合間だけなのである」(本文より)。

目次
序論 「存在とロゴス」という問題
本論 存在論の解体から構築へ
第一章 「アリストテレスの現象学的解体」とは何か
第二章 日常用語としてのウーシアーの意味射程
第三章 ソピアーとキーネーシスの根源的探究
第四章 「形式的告示」としての根本概念ウーシアー
第五章 「限界画定」から存在論の構築
結論
あとがき
参考文献
事項索引

著者:
阿部将伸(あべ・まさのぶ)

1979年生まれ。2002年中央大学法学部法律学科卒業。2013年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。現在、佛教大学などで非常勤講師を勤める。共著書に『哲学をはじめよう』(ナカニシヤ出版、2014年)、『ハイデガー読本』(法政大学出版局、2014年)がある。

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