2003年2月20日(木)、フランスの作家、モーリス・ブランショが
パリ郊外の自宅で逝去したと、24日に伝えられました。

大きなショックでした。
数日のためらいの後、私はパリに長期滞在している友人や知人に、
ブランショの死に接してのコメントを求め、
初見の方からも含めて複数の追悼文が寄せられました。
ここに開かれる追悼ページは一過性のものではなく、
追悼することをやめない「場」です。
追悼を経由しつついつのまにか、
死者の領域を生者の内側に見いだすような、
旅の異他なる行程を刻むことができたら、と念願しております。
ですからこのページが閉ざされることはありません。
寄稿者の追悼文が、やがてそれぞれの手元に帰る日が来て、
まったくのヴォイドになってしまうとしても、
そこに見えざる「灰」が残りつづけるような、残っているかのような、
未出現の場にしていきたいと思います。
月曜社小林浩謹言)


2003年3月にパリで行われたブランショをめぐるシンポジウムの詳細報告◆

記事:郷原佳以(初出『図書新聞』第2632号〜第2637号)


◆ブランショ追悼◆
安原伸一朗「モーリス・ブランショの死」2003年2月27日
西山達也「
延命と再生 ブランショ追悼」2003年2月28日
郷原佳以「
「正しき時」はない」2003年3月1日
廣瀬純「
Effet Blanchot ブランショの死とドゥルーズの死」2003年3月2日
西山雄二「
モーリス・ブランショの死後に対する私の証言」2003年3月4日
福島勲「
ある「私の死」への追悼の試み」2003年3月12日
林茂雄「
足踏み(MARQUER LE PAS ブランショと死」2003年3月18日/同年7月19日改稿
池上達也「
ブランショのほうへ」2003年4月3日


◆ブランショ略年表◆

作成:池上達也


フランス本国における訃報や追悼文、催事については
http://524.teacup.com/presque/bbs
をご覧ください。郷原佳以さんが運営しておられるホームページの掲示板です。

ドイツやスイスでは
『ヴェルト』
http://www.welt.de/
『ノイエ・ツューリッヒャー・ツァイトゥング』http://www.nzz.ch/
などに訃報が掲載されました。また、イギリスでは
『ガーディアン』http://www.guardian.co.uk/
『インデペンデント』http://news.independent.co.uk/
『ザ・タイムズ』http://www.timesonline.co.uk/
などに掲載されました。
情報を提供してくださったパリの安原伸一朗さん、ロンドンの宮崎裕助さんに感謝します。
このほかにもまだありますが、重要なものについては郷原さんの掲示板に書き込みがあると思います。



なお、当追悼ウェブサイトでは、広く読者の皆様からのご寄稿をお待ちしております。
月曜社・小林浩
までお声をお寄せください。
この追悼ページについてのご意見やご感想も、上記メールアドレスにて承ります。

皆様のご訪問に感謝いたします。

2003年2月28日開始