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芸術とアクティヴィズムを結ぶ、マルチチュードの可能性!
芸術は、構成する力〔構成的権力〕であり、革命の力である。それは多様なる特異性を解放し、万民のための豊かな共有財産を生み出す。美の生産者たちからなるマルチチュードの運動、それこそがコミュニズムである。友への9通の手紙に凝縮された、ネグリによる革命理論の核心。
紹介記事
粟田大輔氏書評(「美術手帖」2009年1月号 特集「いま読むべきアートブック300」「現代アートは世界でこんなふうに語られている:国境を超える10冊の本」)
宮沢章夫氏書評(「論座」2008年1月号「読書空間:私が選んだ3冊・2007年の収穫本」)
大森俊克氏書評(「スタジオ・ボイス」2007年12月号「2007年のベスト・カルチャー・カタログ200! ART」)
野田努氏書評(「論座」2007年9月号「読書空間:Book Review」欄「くそったれな生活を蹴り上げる詩集〔パンク・ナンバー〕」)
目次
マリー=マグドレーヌへの手紙----生政治について(二〇〇一年一二月一五日)
ラウルへの手紙----身体について(一九九九年一二月一五日)
一九八八年に書かれた手紙について(二〇〇四年五月)
ジャンマルコへの手紙----抽象的なものについて(一九八八年一二月一日)
カルロへの手紙----ポスト近代について(一九八八年一二月五日)
ジョルジョへの手紙----崇高について(一九八八年一二月七日)
マンフレードへの手紙----集団的労働について(一九八八年一二月一〇日)
マッシモへの手紙----美について(一九八八年一二月一五日)
ナンニへの手紙----構成することについて(一九八八年一二月一八日)
シルヴァーノへの手紙----出来事について(一九八八年一二月二四日)
補遺1 トニへの手紙----『芸術とマルチチュード』について(ラウル・サンチェス)
補遺2 トニ・ネグリとは誰か(マイケル・ハート)
訳者あとがき
原書: "Arte e multitudo", by Toni Negri, 1990/2000/2005, original Italian edition with unpublished original Italian texts and two appendixes.
著者:トニ・ネグリ(Toni Negri / Antonio Negri)
1933年、パドヴァ生まれ。イタリアの思想家、活動家。著書:『構成的権力』(松籟社, 1999年)、『未来への帰還』(インパクト出版会, 1999年)、『転覆の政治学』(現代企画室, 2000年)、『ネグリ生政治的自伝』(作品社, 2003年)、『マルクスを超えるマルクス』(作品社, 2003年)、『〈帝国〉をめぐる五つの講義』(青土社, 2004年)、『ヨブ 奴隷の力』(世界書院, 2004年)。フェリックス・ガタリとの共著に『自由の新たな空間』(朝日出版社, 1986年)、マイケル・ハートとの共著に『〈帝国〉』(以文社, 2003年)、『マルチチュード』全2巻(日本放送出版協会,2005年)がある。
訳者 :
廣瀬純(ひろせ・じゅん)
1971年、東京生まれ。1997年、早稲田大学大学院文学研究科修士課程(芸術学)修了。1999年、パリ第三大学映画視聴覚研究科DEA課程修了。仏・映画批評誌「VERTIGO」(ed. Capricci)編集委員。現在、龍谷大学経営学部専任講師。著書:『美味しい料理の哲学』(河出書房新社、2005年)、『闘争の最小回路』(人文書院、2006年)。訳書:パオロ・ヴィルノ『マルチチュードの文法』(月曜社、2004年)など。
榊原達哉(さかきばら・たつや) 1967年、名古屋生まれ。2001年、同志社大学大学院文学研究科博士課程後期哲学専攻満期退学。2001年、ストラスブール大学DEA過程終了。現在、徳島文理大学准教授。哲学専攻。訳書:ジャック・デリダ『触覚、ジャン=リュック・ナンシーに触れる』(共訳、青土社、2006年)など。
立木康介(ついき・こうすけ)
1968年、東京生まれ。1999年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程満期退学。現在、京都大学人文科学研究所准教授。精神分析学博士(パリ第8大学)。著書:『精神分析学を学ぶ人のために』(共著、世界思想社、2004年)、『知の教科書 フロイト=ラカン』(共編著、講談社、2005年)など。
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